甘酒が好きな友だちをと話しているときに
「甘酒に種類あるの??知らへんかったー」
と言われ、私のなかではみんな知っていると思っていたのでこの機会に詳しく調べてみようと思いました。
健康や美容への関心が高まる中、再び注目されている日本の伝統的な発酵飲料「甘酒」
実は、甘酒には大きく分けて
「米麹甘酒」「酒粕甘酒」の2種類があります。
それぞれの作り方や味わい、さらには健康効果にも違いがあります。この記事では、甘酒の種類ごとの特徴や効能、どんな人におすすめかをご紹介します。
1. 甘酒とは?
甘酒は、古くから日本で親しまれてきた発酵飲料です。
名前に「酒」がありますが、アルコールが含まれていないものも多く、子どもから大人まで幅広い世代で楽しんでいます。 「飲む点滴」と呼ばれるほど栄養価が高く、健康や美容にさまざまな効果が期待できます。
2. 甘酒の2つの種類と違い
①米麹甘酒(こめこうじあまざけ)

<原料と製法>
・米と米麹を発酵させて作ります。
おかゆを作り60度前後まで冷まして米麴を混ぜ発酵させます。
ヨーグルトメーカーがあれば簡単に作れます。
(60度で10時間)
<特徴>
・自然な優しい甘さ
・ノンアルコール(アルコール0%)
・お米のつぶつぶ感が残ることが多い
<効能>
◎エネルギーチャージ
消化吸収の良いブドウ糖が豊富で、疲労回復に最適。
◎腸内環境の改善
食物繊維やオリゴ糖が腸内細菌のバランスを整える。
◎美肌効果
ビタミンB群やアミノ酸が新陳代謝をサポートし、肌の調子を整えます。
◎免疫力アップ
発酵食品特有の酵素が免疫機能をサポート。
<おすすめの人>
◎健康志向の方
◎ダイエット中の方
◎美容に気を使う方
◎妊婦さんや授乳中の方
◎お子さんにも安心
②酒粕甘酒(さけかすあまざけ)

<原料と製法>
・日本酒を作る過程で生まれる酒粕をお湯で溶き、砂糖を加えて作ります。
・米麹甘酒と違い、砂糖を加えることで甘さを出します。
<特徴>
・コクのある濃厚な味わい
・アルコールが微量に含まれる場合がある(加熱するとほぼ飛びますが、完全にはゼロにならないことも)
・お酒の香りがほんのり感じる
<効能>
◎冷え性改善
酒粕には体を温める効果があり、冬の冷え対策に効果があります。
◎美肌・アンチエイジング
酒粕に含まれるレジスタントプロテインやフェルラ酸は抗酸化作用があり、肌の老化防止に貢献します。
◎生活習慣病予防
食物繊維やペプチドがコレステロール値の改善や高血圧予防に役立ちます。
◎免疫力強化
酒粕に含まれるβ-グルカンが免疫機能を活性化。
<おすすめの人>
◎冷え性が気になる方
◎美肌を目指す方
◎日本酒の風味が好きな方
◎生活習慣病予防に取り組みたい方
3. 米麹甘酒と酒粕甘酒の比較表
項目 | 米麹甘酒 | 酒粕甘酒 |
---|---|---|
原料 | 米、米麴 | 酒粕、砂糖 |
甘さ | 自然な甘さ(砂糖不使用) | 砂糖を加えて甘さをプラス |
アルコール | 0%(ノンアルコール) | 微量のアルコールが残る場合あり |
味わう | さっぱり、優しい甘さ | 濃厚でコクのある味わい |
主な効能 | 疲労回復、腸内環境改善、美肌効果 | 冷え性改善、美肌・アンチエイジング、免疫力強化 |
おすすめの人 | 健康志向、美容目的、妊婦・授乳中の方 | 冷え性の方、美肌を目指す方、日本酒好きの方 |
4. 甘酒の効果的な飲み方
<朝のエネルギーチャージに>
◎米麹甘酒
ブドウ糖が豊富なので、朝の目覚めにぴったり。体に優先してエネルギーがいきます。
<寒い日の温活ドリンクとして>
◎酒粕甘酒
体を内側から温めてくれるので、冷えが気になる方は夜寝る前にホットで飲むのもおすすめです。
<美容ドリンクとして>
◎米麹甘酒
ビタミンB群が豊富で、肌のターンオーバーをサポート。
◎酒粕甘酒
抗酸化成分でエイジングケアに効果があります。
<アレンジも自由自在>
牛乳や豆乳で割ってまろやかにし、シナモンや生姜を加えてさらに健康効果アップ。 夏は冷やして飲んでスッキリ爽やかです。
5. まとめ
甘酒は「米麹甘酒」と「酒粕甘酒」で作り方もメリットも違いますが、どちらも健康や美容にうれしい効果がたくさんあります。自分の体調やライフスタイル、好みに合わせて選んで、日常に取り入れてみてください。
私は日本酒が苦手というのとノンアルコールでお砂糖無添加なので我が家は米麹甘酒です。
ヨーグルトメーカーで米麴甘酒を作ってます(^-^)

お米と米麹だけでこんなに甘くなるんやーって思いますよ。
自然の力が詰まった甘酒で元気に毎日過ごせたら幸せですねー(^^)
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