先日テレビから
「お風呂のお湯は毎日変えてますか?」
と聞こえてきました。
毎日変えてるけど・・・
お風呂ののこり湯は1日で細菌が入浴直後の約1,000倍に増えることがあるそうです。
中でも恐いのがレジオネラ菌(*_*;
肺炎を起こす恐い菌とのこと。
知ってはいたけれど1日でそんなに菌が増えるとは💦
そう言えば、友だちのKちゃんのお母さん。
「一人やしお風呂のお湯もったいないから3日ぐらいは変えないねん。
体を温めるために浸かるだけの日もあるんよ。体が温まると寝やすいし(*^^*)」
と言うてました。
その時は
体を温めて寝るのはいい事かぁ。
高齢やし毎日体を洗うのは脂分が取られて良くないしなー。
と思っていました。
でもこのテレビを見て
これはいかん!
Kちゃんに教えんと!
Kちゃんはお母さんに伝えたそうです。すると
「あっ!そのテレビ見たわ!気いつけて入ればいいんやろ。」
って言うてたみたい(^-^;
気いつけて入るってどう入るんかな?ちょっと疑問が残ったけど💦
レジオネラ菌とは
◆自然界(河川、湖水、温泉や土壌など)に生息している細菌。
◆感染するとレジオネラ症を引き起こす。
◆家庭でいうとお風呂(お風呂のお湯、シャワーヘッドなど)、排水口やタイルのヌメリ、加湿器にひそんでいる。
レジオネラ症
レジオネラ症の潜伏期間(感染してから症状が出るまでの期間)は、2~10日
レジオネラ症は2種類ある。
<レジオネラ肺炎>
◆全身倦怠感、頭痛、食欲不振、筋肉痛などの症状。
◆咳や38℃以上の高熱、寒気、胸痛、呼吸困難。
◆まれですが、心筋炎などの肺以外の症状が起こることもある。
◆意識レベルの低下、幻覚、手足が震えるなどの中枢神経系の症状。
◆下痢。
適切な治療がなされなかった場合には急速に症状が進行することがあり、命にかかわることもある。
<ポンティアック熱>
◆突然の発熱、悪寒、筋肉痛などの症状。
一過性のもので、自然に治癒する。
どのように感染するのか?
◆レジオネラ属菌を含むエアロゾル(目に見えないほどの細かい水滴)を吸い込むことで感染。
◆家庭内で気を付けたいものとしては、加湿器、風呂水等が挙げられる。
◆浴槽内や河川等でおぼれたり、腐葉土等の粉じんを吸い込んだことで感染したと推定される事例がある。
※人から人への感染はありません。
家庭での予防
<お風呂>
◆風呂のお湯の交換。
◆浴槽、シャワーヘッド、排水口などを清潔に保つ。
◆浴槽に入る前には、体の汚れを落としてから入る。
◆浴槽水のシャワーへの使用や、気泡ジェットなどのエアロゾルを発生する器具の使用も避ける。
<加湿器>
◆水はこまめに取り換え、使用する水も水道水など衛生的な水を使用する。
◆定期的にノズルの清掃やタンクの洗浄を行い、加湿器を使用しない期間は水を抜いてきれいにしておく。
60℃、5分で滅菌できるそうです。
レジオネラ菌に感染するリスクが高い人
◆高齢者や新生児
◆大酒家、喫煙者、透析患者、移植患者や免疫機能が低下している人は、レジオネラ肺炎のリスクが高いとされている。
おわりに
Kちゃんのお母さんもそうですが実家の母にお風呂のお湯について聞いてみました。
「毎回流すわ~」
「小さい時からそうやった。井戸の水毎日くんでお風呂沸かしとったわ~」
って(*^^*)
そういえば、母がお風呂を沸かして入ろうとした際、母が脱衣所を離れたスキに父が先にお風呂に入られたことがあって・・
「先に入られたからお湯抜いて入れなおした!」
って言うてましたわ(^-^;
実家は大丈夫やなっ
我が家の加湿器はレジオネラ菌が気にならないスチーム式の加湿器です!
(60℃、5分で滅菌できる。)